中国語の毛糸ラベル:支・股・号・公支の意味

公支(Nm)は、糸1gあたりの長さをメートルで表したものです。数字が大きいほど細い糸です。綿糸の「支」は、通常は英式綿番手を指します。「股」は糸の本数ですが、メーカーによって使い方があいまいなため、数字だけでは太さを判断できません。「号」は棒針やかぎ針のサイズです。メーカーを問わず比較するには、100gあたりのメートル数が最も確実です。
ラベルにある表示の意味
| ラベルの表示 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 克 (g) / 米 (m) | 毛糸玉1玉の重さと長さ | 50克/125米 = 50g、長さ125mの毛糸玉 |
| 公支、Nm | メートル番手:糸1gあたりの長さ。数字が大きいほど細い | Nm 2.5 = 1gあたり2.5m(100gあたり250m) |
| 支、S、Ne | 英式綿番手:1ポンドになる840ヤード単位のかせの数。数字が大きいほど細い | 32支(32S)≈ Nm 54 |
| …/2、2/… | 撚り合わせた糸の本数 | 2/48Nmまたは48Nm/2 = Nm 48を2本撚り合わせた糸で、全体では約Nm 24 |
| 股 | 糸の本数。商品名の一部として使うメーカーも多い | 4股棉、8股牛奶棉 |
| 号(棒針) | 中国式の棒針サイズ。番号の基準はメーカーによって異なる | 9号棒针 |
| 号(かぎ針) | 日本式のかぎ針号数、またはmmで表したサイズ | 5/0号 = 3.0mm、3.0mm钩针 |
| 参考针号 | 推奨される棒針とかぎ針のサイズ | 钩针3.0mm-3.5mm 棒针9号 |
| tex | 糸1,000mあたりの重さ(Nmとは逆の表し方) | tex = 1000 ÷ Nm |
公支(Nm):1gあたりのメートル数
公支は公制支数の略で、メートル番手を表します。中国の繊維業界団体では、糸1gあたりの長さをメートルで表したものと定義されています。ISO 1144でも、同じ方式を1kgあたりのキロメートル数として定めています。数字が大きいほど糸は細くなります。布地用や工業用の糸は番手が大きく、手編み用の毛糸は小さくなります。
- 合糸の場合。 撚り合わせた本数はスラッシュで表し、工場によって数字の前後どちらにも記載されます。2/48Nm、48Nm/2、Nm 48/2は、いずれもNm 48の糸を2本撚り合わせたものです。Nm 48を2本合わせると、全体では約Nm 24(48 ÷ 2)、つまり100gあたり約2,400mになります。
- tex。 texは逆に、糸1,000mあたりの重さを表します。そのため、tex = 1000 ÷ Nmです。科普中国によると、texは中国で糸の太さを表す法定単位ですが、販売店では現在も「支」が使われています。
- 水分率。 番手は標準水分率のもとで測定されます。そのため、毛糸玉に表示されたメートル数とグラム数から求めるNmは、あくまでおおよその値です。
綿糸の「支」:英式綿番手
綿糸に21支や32支と表示されている場合、その数字は通常、英式綿番手(Ne、Sとも表記)を指します。これは、1ポンドの重さになる840ヤード単位の糸が何本分あるかを表すものです。こちらも数字が大きいほど細くなりますが、公支とは別の単位です。
- NeをNmに換算する場合: 840ヤード × 0.9144m = 768.1m、768.1m ÷ 453.6g = 1.693です。そのため、Nm ≈ 1.693 × Neとなります。
- 例: 21支 ≈ Nm 36、32支 ≈ Nm 54です。
- これらの番手は、布地やミシン糸に使われる単糸の規格です。手編み用毛糸の太さを示す区分ではなく、手編み用のラベルに表示されることもほとんどありません。
股:糸の本数であって、太さではありません
「股」は、糸の本数や撚り合わせた本数を意味します。手編み用の毛糸、とくに綿糸や牛奶棉では、メーカーが商品名の一部として使うことが多く、数字だけでは糸の太さはわかりません。中国の毛糸データベース「编织人生」の公式説明でも、本数だけでは太さを判断できないとされ、同サイトの例では8股の綿糸が4股の綿糸より細くなっています。一方、別のメーカーでは8股の商品ラインが最も太い場合もあります。比較するときは、100gあたりのメートル数を確認しましょう。
毛糸の太さを自分で計算する方法
メーカーや国が違っても比較できる数値は、100gあたりのメートル数です。計算式はメートル数 ÷ グラム数 × 100。数字が大きいほど糸は細くなります。たとえば、50克/125米と表示された毛糸玉は、125 ÷ 50 × 100 = 100gあたり250m(Nm 2.5)です。
| ラベル表示(メーカー独自の数値) | 100gあたりのm数 | ラベル上の太さ |
|---|---|---|
| Patons Kroy Socks, 50g / 152m | 304 | 1 Super Fine |
| Bernat Baby Sport, 350g / 1148m | 328 | 3 Light (DK) |
| Patons Grace, 50g / 125m | 250 | 3 Light (DK) |
| Red Heart Super Saver, 198g / 333m | 168 | 4 Medium (worsted) |
| Bernat Velvet, 300g / 288m | 96 | 5 Bulky |
| Bernat Blanket, 150g / 98m | 65 | 6 Super Bulky |
Craft Yarn Councilでは、毛糸の太さ0〜7を、100gあたりのメートル数ではなく、ゲージとかぎ針サイズを基準に定義しています。上の例が示すように、この区分の範囲は重なっており、太さ3の毛糸が太さ1の毛糸より100gあたりのメートル数が多い場合もあります。中国の毛糸を手持ちの毛糸と比較するときは100gあたりのメートル数を使い、ラベルの推奨かぎ針サイズ(参考针号)を目安に毛糸の太さ一覧で確認しましょう。
棒針やかぎ針の「号」
- 棒針(棒针)。 確認できた三燕のメーカー表では、番号が大きくなるほど棒針は細くなります。6号は約5.0mm、10号は約3.25mm、16号は約1.5mmです。全国共通の規格はなく、メーカーによって異なるため、必ずmm表示を優先してください。
- かぎ針(钩针)。 ラベルやレシピでは、钩针3.0mmのようにmmで表示されるのが一般的です。5/0号や7/0号のような表記は日本式です。詳しくは日本・韓国式かぎ針サイズをご覧ください。
中国語でよく見る毛糸の名前
- 牛奶棉(ミルクコットン)。 繊維の種類ではなく、商品名として使われる名称です。確認したラベルには、綿とアクリル、「ミルクファイバー」またはモダールを混紡したものがありました。ミルクファイバーは、牛乳たんぱく質(カゼイン)とアクリルを組み合わせて作られます。ラベルの組成表示(成份)を確認しましょう。
- 冰条线(アイスリボンヤーン)。 太く、なめらかな毛糸です。一例の如意鸟 小冰条はポリエステル製で、160g / 104m(100gあたり65m)、太さ約6mm、推奨かぎ針サイズは4〜4.5mmです。
- 冰丝(アイスシルク)。 こちらは別のもので、主にレーヨンやナイロンなど、複数の化学繊維に使われる商品名です。冰条线と混同しないようにしましょう。
よくある質問
毛糸の「支」は何を意味しますか?
糸の番手を表します。綿糸の21支や32支は、通常は英式綿番手で、1ポンドの重さになる840ヤード単位の糸の数を示します。公支はメートル番手で、1gあたりのメートル数を表します。どちらも数字が大きいほど糸は細くなります。
公支とは何ですか?
糸1gあたりの長さをメートルで表したものです。Nm 2.5は1gあたり2.5mという意味で、100gあたりでは250mです。
8股の毛糸は4股より太いですか?
必ずしも太いとは限りません。「股」は糸の本数を表しますが、メーカーが商品名として使っている場合もあります。100gあたりのメートル数で比較しましょう。この数値が少ないほど、毛糸は太くなります。
2/48Nmの毛糸とは何ですか?
Nm 48の糸を2本撚り合わせたもので、全体では約Nm 24、100gあたりおよそ2,400mです。非常に細い糸で、一般的な手編み用毛糸よりはるかに細いタイプです。
ミルクコットン(牛奶棉)とは何ですか?
やわらかな綿混紡糸の商品名です。確認したラベルには、綿とアクリル、ミルクファイバー、またはモダールを混紡したものがありました。ラベルの組成表示を確認してください。
中国の毛糸には何号のかぎ針を使えばよいですか?
ラベルにある推奨かぎ針サイズ(参考针号)を使いましょう。通常はmmで表示されています。あみぐるみを編む場合は、ラベルの推奨サイズより細いかぎ針を使います。

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