かぎ針編みで毛糸はどれくらい必要?

使う毛糸と編み目で15×15cm以上の編み地を編み、重さを量ります。その後、必要な重さ=編み地の重さ÷編み地の面積×作品の面積で計算します。実際のレシピをもとにした大まかな目安では、4 Medium(worsted)のひざ掛けは約1,550~2,900m、大人用の帽子は約110~275mです。毛糸は1玉多めに用意しましょう。
よく編まれる作品に必要な毛糸量
以下の範囲は、毛糸メーカーのYarnspirations(Red Heart、Bernat、Caron、Patons、Lily)が公開している無料のかぎ針編みレシピから、記載されたサイズに近い作品で使われていた最小量と最大量です。あくまで目安であり、編み目、編み加減、サイズによって必要量は大きく変わります。まずは目安として参考にし、最終的にはレシピや毛糸ラベルも確認してください。
| 作品(完成サイズの目安) | 毛糸の太さ | メートル | ヤード | レシピ数 |
|---|---|---|---|---|
| ベビーブランケット、約80~94×92~120cm(31~37×36~47インチ) | 4 Medium(worsted) | 860~1,540m | 950~1,680ヤード | 7 |
| ベビーブランケット、約74~93×74~104cm(29~37×29~41インチ) | 3 Light(DK) | 970~1,840m | 1,065~2,010ヤード | 5 |
| ひざ掛け、約124~130×150~158cm(48~51×59~62インチ) | 4 Medium(worsted) | 1,550~2,900m | 1,700~3,170ヤード | 10 |
| ひざ掛け、約115~142×127~158cm(45~56×50~62インチ) | 5 Bulky | 1,260~2,680m | 1,380~2,930ヤード | 10 |
| 大人用の帽子・ビーニー | 4 Medium(worsted) | 110~275m | 125~300ヤード | 8 |
| マフラー、約18~28×168~244cm(7~11×66~96インチ) | 4 Medium(worsted) | 430~740m | 470~810ヤード | 6 |
| 小さなあみぐるみ、約7.5~15cm(3~6インチ) | 4 Medium(worsted) | 30~70m | 35~75ヤード | 7 |
| あみぐるみ、約20~23cm(8~9インチ) | 4 Medium(worsted) | 120~215m | 135~235ヤード | 4 |
毛糸を比較するときは、グラム数ではなくメートル数やヤード数を見ましょう。同じ太さの毛糸でも、100gに含まれる長さは大きく異なるためです。同じレシピで使われていた4 Medium(worsted)の毛糸は、100gあたり159~187m、5 Bulkyの毛糸は100gあたり63~194mでした。ベビーブランケットの一部は、レシピに記載された購入用の毛糸玉数で、余りも含まれています。
編み地を使って計算する方法:自分の作品に合わせて算出
自分が使う毛糸、編み目、編み加減をそのまま計算に反映できるため、最も確実な方法です。
- 実際に使う編み目で、少なくとも15×15cm(6×6インチ)の正方形を編みます。糸を切り、糸端を整えます。
- キッチンスケールで重さを量ります。
- 必要な重さ=編み地の重さ÷編み地の面積×作品の面積。2つの面積には同じ単位を使ってください。
- 毛糸ラベルにある1玉あたりの重さ(グラム)を使って必要な玉数に換算し、端数は切り上げます。縁編み、つなぎ、糸始末に使う分として、さらに余裕を足してください。
- 編み地は大きいほど正確に計算できます。小さな編み地では、1g単位で量るスケールの誤差が数パーセントになることがあります。
計算例
例として、15×15cmの編み地が12gで、127×152cm(50×60インチ)のひざ掛けを作る場合を考えます。
編み地の面積=15×15=225cm²。ブランケットの面積=127×152=19,304cm²。必要な毛糸=12÷225×19,304=1,030gです。100gの毛糸玉なら11玉用意します。
比較として、Red Heartの127×152.5cmのひざ掛けレシピでは、4 Medium(worsted)の毛糸を1,000g使います。これは、その編み地を15×15cmに換算すると約11.6gになるため、12gという編み地の重さは4 Medium(worsted)として現実的な数値です。
サイズを変えるときは面積で調整
必要な毛糸量は編み地の面積に比例します。そのため、編み図のサイズを大きくしたり小さくしたりするときは、毛糸量に面積比を掛けます。計算式は(新しい幅×新しい長さ)÷(元の幅×元の長さ)です。サイズ番号ではなく、編み図の寸法図に記載された完成寸法を使ってください。
- 例(セーター、サイズ38から56)。寸法図で、サイズ38の完成胸囲が96cm、丈が60cm、サイズ56の胸囲が132cm、丈が66cm、サイズ38に900g必要だとします。
- 幅の比率=132÷96=1.375。丈の比率=66÷60=1.1。面積比=1.375×1.1=1.51。
- サイズ56に必要な毛糸=900g×1.51≒1,360g。毛糸玉の数は切り上げます。
- 胸囲だけで計算すると1,240g(少なすぎる)になり、幅と丈の両方を胸囲の比率で調整すると1,700g(多すぎる)になります。身頃は丈よりも幅のほうが速く増えるため、幅と丈の両方を使って計算する必要があります。
- ブランケットも同じ考え方です。幅が2倍、長さも2倍のブランケットには、約4倍の毛糸が必要になります。
途中で毛糸が足りなくならないためのポイント
- 同じロット番号(毛糸ラベルに記載されたロット番号)の毛糸をまとめて購入しましょう。ロットが違うと、色がわずかに異なる場合があります。
- 少なくとも毛糸を1玉多めに購入しましょう。未使用の毛糸玉なら、返品したり別の作品に使ったりできることがあります。
- 作品の4分の1ほど編んだところで毛糸の重さを量り、4倍して、最後まで足りるか確認します。
よくある質問
かぎ針編みのブランケットには毛糸がどれくらい必要ですか?
約127×152cm(50×60インチ)の4 Medium(worsted)のひざ掛けでは、ある大手毛糸メーカーの無料レシピで約1,550~2,900m(1,700~3,200ヤード)使われています。自分の編み方で必要な量を知りたい場合は、編み地の重さを量り、面積で換算しましょう。
かぎ針編みのベビーブランケットには毛糸がどれくらい必要ですか?
4 Medium(worsted)の毛糸で、約80×100cmのブランケットには約860~1,540m(950~1,680ヤード)必要というレシピがあります。編み図を確認し、毛糸は1玉多めに購入しましょう。
ブランケットには毛糸が何玉必要ですか?
必要なメートル数(またはヤード数)を、毛糸ラベルにある1玉あたりのメートル数で割り、端数を切り上げます。毛糸玉によって同じ重さでも長さが大きく異なるため、グラム数ではなく長さで計算してください。
かぎ針編みの帽子には毛糸がどれくらい必要ですか?
今回確認したレシピでは、4 Medium(worsted)の大人用ビーニーに約110~275m(125~300ヤード)使われていました。
小さなあみぐるみには毛糸がどれくらい必要ですか?
今回確認したレシピでは、4 Medium(worsted)で高さ約7.5~15cmの作品に約30~70m、高さ約20~23cmの作品に約120~215m使われていました。
サイズ38のトップスに300g使う場合、サイズ56にはどれくらい必要ですか?
完成したパーツの面積比を掛けて計算します。計算式は(新しい幅×新しい長さ)÷(元の幅×元の長さ)で、編み図の寸法図にある寸法を使います。これらの寸法がなければ、必要量を一つに決めることはできません。

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