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かぎ針編みのゲージ:作品のサイズが編み図と違う理由

初心者向け資料 更新日 2026-10-20

ゲージとは、10cm四方に入る目数と段数のことです。編み図と同じ毛糸・かぎ針・編み方で、幅15cm以上のスワッチを編み、ブロッキングしてから中央の10cmを数えます。編み図より10cmあたりの目数が多い場合は、作品が小さくなるため、かぎ針を大きくします。目数が少ない場合は、かぎ針を小さくします。

用意するもの

  • 作品に使う毛糸
  • 編み図または毛糸ラベルで推奨されているかぎ針と、前後1サイズのかぎ針
  • 硬めの定規またはゲージ測定用の定規
  • まち針または段数マーカー

ゲージスワッチの編み方と測り方

  1. 編み図のゲージを確認する細編み14目・16段=10cmのように書かれています。これは、指定された編み方で10cm四方に細編みが横14目、縦16段入るという意味です。ゲージは編み方によって変わるため、適当な編み方ではなく、編み図に指定されている編み方でスワッチを編みます。
  2. 10cmより大きなスワッチを編む作品と同じ毛糸・かぎ針を使い、幅15cm以上の正方形を編みます。大きめに編むほど正確に測れます。必要な目数は、編み図のゲージに1.5を掛けて求めます。10cmで14目なら、21目(14×1.5)を編みます。細編みの場合は、立ち上がりの鎖編み1目を加えて鎖編みを22目編み、かぎ針から2目めの鎖編みから編み始めます。縦と横がだいたい同じ長さになるまで編みます。
  3. 作品と同じ方法でブロッキングする完成した作品と同じように洗う、または水で濡らし、平らに広げて完全に乾かします。スワッチはブロッキングで伸びる場合があるため、乾いてから測ります。毛糸に合う方法については、ブロッキングの方法をご覧ください。
  4. 中央部分を測るスワッチを引っ張らずに平らに置きます。編み目が不ぞろいになりやすい端を避け、中央に定規を当てます。まち針で0cmと10cmの位置を印し、その間にある目を数えます。半目も含めて数えてください。次に高さ10cmの範囲を測り、段数を数えます。段の見分け方が難しい場合は、編み目と段数の数え方をご覧ください。
  5. 編み図と比べて調整する数値が一致していれば、そのかぎ針で作品を編み始めます。一致しない場合は、下の表を参考にかぎ針を1サイズ変え、新しいスワッチを編みます。かぎ針編みがきつい・ゆるいときの調整方法で説明しているように、手に力を入れすぎず、かぎ針のサイズで調整しましょう。

スワッチでわかること

ブロッキングしたスワッチを、編み図のゲージと比べます。まず目数を確認し、そのあと段数を確認しましょう。

測った結果意味対処方法
10cmに入る目数が編み図より多い編み目が小さく、作品も小さく仕上がるかぎ針を1サイズ大きくして、もう一度スワッチを編む
10cmに入る目数が編み図より少ない編み目が大きく、作品も大きく仕上がるかぎ針を1サイズ小さくして、もう一度スワッチを編む
目数は同じだが段数が違う幅は合うが、高さが変わる編み図に「寸法になるまで編む」とある場合は、寸法を優先します。段数が指定されている場合は長さが変わるため、段数を計算し直します(下記参照)
ブロッキング前は合っていたが、後は合わない濡らしたことで毛糸が伸びた、または縮んだブロッキング後の数値を基準にする
毛糸ラベルのゲージと編み図のゲージが違うラベルの数値は、その毛糸に対する一般的な目安編み図のゲージに合わせる
あみぐるみのスワッチに編み目の隙間がある手芸わたを詰める作品としては編み地がゆるいかぎ針を1サイズ小さくする。あみぐるみの隙間や穴も参照

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少しのゲージ差が大きく影響する理由

ゲージの差は、作品全体に広がります。10cmで14目のゲージで幅90cmになるブランケットを、126目で編むレシピの場合、ゲージが違うと次のように仕上がり幅が変わります。

ゲージから目数・段数を計算する公式

1cm(または1インチ)あたりに入る目数と段数を求め、作りたいサイズを掛けます。最後の段階まで四捨五入しないでください。

計算例

1. スワッチから自分のゲージを求める。幅15cmで21目の場合、21÷15=1cmあたり1.4目です。これは10cmで14目のゲージにあたります。

2. ブランケットの目数と段数を求める。ゲージが細編み14目・16段=10cmの場合、1cmあたり1.4目・1.6段です。90×120cmなら、1.4×90=126目、1.6×120=192段になります。細編みでは、鎖編みを127目(126目+立ち上がりの鎖編み1目)編み、かぎ針から2目めの鎖編みから編み始めます。

3. 自分のゲージが編み図と違う。編み図は10cmで14目を基準にしていますが、スワッチが16目だったとします。14目になるまでかぎ針を変えるか、自分のゲージで計算し直します。1.6×90=144目で、幅90cmになります。

4. インチで作る。ゲージが4インチで細編み16目なら、16÷4=1インチあたり4目となります。幅36インチの場合は、4×36=144目です。

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あみぐるみのゲージ

あみぐるみの編み図では、正確なゲージが必要ないことが多く、スワッチを編まずに作る人も少なくありません。大切なのは、手芸わたが透けて見えないよう、編み地が十分に詰まっていることです。そのため、あみぐるみでは毛糸ラベルの推奨サイズより、かぎ針を1~2サイズ小さくするのが一般的です。

サイズはかぎ針と毛糸によっても変わります。同じ作品でも、太いかぎ針で編むと縦にも横にも大きくなり、手芸わたを詰めたときに編み目の隙間も目立ちやすくなります。編み図の写真と同じサイズにしたい場合は、指定されている毛糸の太さとかぎ針を使い、手芸わたが透けて見えないことを確認してください。詳しくはあみぐるみにおすすめの毛糸をご覧ください。

毛糸ラベルのゲージの見方

毛糸ラベルには、棒針用とかぎ針用の2つの小さな四角形でゲージが示されていることがあります。四角形の上または横にあるサイズは、通常10×10cmのスワッチの大きさです。下と横に書かれた数値は目数と段数で、たとえば細編み6目・8段のように表示されます。四角形の中のサイズは、推奨されるかぎ針のサイズです。

棒針のゲージだけが書かれているラベルもあります。棒針のゲージから、かぎ針編みのゲージはわかりません。ただし、mm表記の針サイズは、かぎ針のサイズを決めるときの出発点として使えます。実際にスワッチを編んで確認してください。ラベルの数値は毛糸に対する一般的な目安です。たとえばCraft Yarn Councilの毛糸の太さ表では、並太程度の#4毛糸について、10cmで細編み11~14目、かぎ針5.5~6.5mmと示されていますが、数値はあくまで目安とされています。編み図にゲージが指定されている場合は、編み図のゲージを優先します。すべての毛糸の太さについては毛糸の太さ一覧をご覧ください。

このページの編み図記号

よくある質問

かぎ針編みのゲージスワッチは何cm編めばいいですか?

10cmのゲージを測る場合は、少なくとも15×15cm編みます。中央部分を測り、編み目が不ぞろいになりやすい端を除けるためです。大きめに編むほど正確に数えられます。

目数が多い場合は、太いかぎ針と細いかぎ針のどちらにしますか?

太いかぎ針にします。10cmに入る目数が多いということは、編み目が小さいためです。かぎ針を1サイズ大きくしてください。目数が少ない場合は、かぎ針を1サイズ小さくします。

ゲージはブロッキング前と後のどちらに測りますか?

ブロッキング後に測ります。完成した作品と同じ方法でスワッチの形を整え、完全に乾かしてください。スワッチはブロッキングで伸びる場合があるためです。

目数は合っているのに、段数が合わない場合はどうしますか?

幅は合いますが、長さが変わります。編み図にcmで長さが指定されている場合は、正しい長さになるまで編みます。段数が指定されている場合は、1cmあたりの段数×作りたい長さで計算し直します。

あみぐるみにもゲージスワッチは必要ですか?

通常は必要ありません。あみぐるみは隙間のない詰まった編み地にする必要があるため、毛糸ラベルの推奨サイズよりかぎ針を1~2サイズ小さくします。かぎ針や毛糸が違うと、作品のサイズも変わります。

細編み14目・16段=4インチとはどういう意味ですか?

細編みで編んだ4×4インチ(10×10cm)の四角形に、横14目、縦16段が入るという意味です。1インチあたりでは、3.5目・4段になります。

かぎ針編みのゲージ:作品のサイズが編み図と違う理由

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