立ち上がりの鎖編み一覧|編み目ごとの目数

立ち上がりは、細編みなら鎖編み1目、中長編みなら2目、長編みなら3目、長々編みなら4目、三つ巻き長編みなら5目が基本です。それぞれの編み目の高さに合わせています。細編みの鎖編み1目は目数に数えず、長編み以上の鎖編みは通常1目として数えます。中長編みは編み図やレシピによって異なるため、指定に従ってください。
立ち上がりの鎖編み一覧(US式の編み目)
立ち上がりの鎖編み(日本の編み図では立ち上がりのくさりと呼びます)は、次の段の最初の編み目を編む前に、糸をその高さまで引き上げるためのものです。編み目が高くなるほど、編む鎖編みの数も増えます。引き抜き編みでつなぐ段の最初にも、同じ目数を使います。
| US式の編み目 | UK式の名称 | 日本語名 | 立ち上がりの鎖編み | 通常、1目として数える? | 段の最初の編み目を入れる場所 | 高さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| single crochet (sc) | double crochet (dc) | 細編み / こま編み | 鎖編み1目 | いいえ | 最初の編み目 | 鎖編み約1目分 |
| half double crochet (hdc) | half treble (htr) | 中長編み | 鎖編み2目(一部の編み図では1目) | 編み図やレシピによる | 数えない場合は最初の編み目、数える場合は2番目の編み目 | 鎖編み約2目分 |
| double crochet (dc) | treble (tr) | 長編み | 鎖編み3目(一部の編み図では2目) | 通常は数える(鎖編み3目) | 2番目の編み目 | 鎖編み約3目分 |
| treble crochet (tr) | double treble (dtr) | 長々編み | 鎖編み4目 | 通常は数える | 2番目の編み目 | 鎖編み約4目分 |
| double treble (dtr) | triple treble (trtr) | 三つ巻き長編み | 鎖編み5目 | 通常は数える | 2番目の編み目 | 5種類の中で最も高い |
名称の違いには注意しましょう。UK式で「treble」と書かれている場合は、US式の長編みを指します。そのため、立ち上がりは鎖編み4目ではなく3目です。UK式の編み図やレシピを読むときは、まず編み目を日本語またはUS式に読み替えてから、US式の列で鎖編みの数を確認してください(US式・UK式のかぎ針編み用語も参照)。この表は一般的な目安であり、決まりではありません。デザイナーによって変わることがあるため、編み図やレシピに書かれた指示を優先してください。
日本の編み図では、かぎ針メーカーのクロバーが示しているように、立ち上がり(立ち上がり)は中長編み以上の編み目では1目として数え、細編みでは数えない扱いが基本です。細編みの立ち上がりはとても短いためです。詳しくは日本のかぎ針編み図の読み方をご覧ください。
立ち上がりの鎖編みを1目として数える場合
編み図やレシピに「立ち上がりの鎖編みを1目として数える」と書かれている場合(「鎖編み3目は長編み1目として数える」など)、その鎖編みが段の最初の編み目の代わりになります。この場合、毎段2か所が変わります。最初の編み目を飛ばし(鎖編みの真下にある目)、前段の立ち上がりの鎖編みの頭に最後の編み目を入れます。
例:1段12目の長編みで、鎖編み3目を数える場合:鎖編み3目を編んで編み地を返します(1目め)。最初の長編みを飛ばし、続く10目の長編みそれぞれに長編みを1目ずつ編みます(2〜11目め)。最後に、前段の鎖編み3目のいちばん上の鎖の頭へ長編みを1目編みます(12目め)。これで合計12目になります。
例:1段12目の細編みで、鎖編み1目を数えない場合:鎖編み1目を編んで編み地を返します。鎖編みのすぐ隣にある最初の編み目へ細編みを1目編み、最後まで各編み目に細編みを1目ずつ編みます。細編みは12目になります。段の端にある鎖編み1目には編み入れません。
この2つの方法を混ぜてしまうと、作品の端が広がったり縮んだりすることがよくあります。立ち上がりを数える方法なのに最初の編み目にも編み入れると1目増え、数える立ち上がりの鎖の頭を拾い忘れると1目減ります。見分け方や直し方はかぎ針編みが広がる原因と直し方をご覧ください。
編み図やレシピによって違う理由
立ち上がりの鎖編みを数えるかどうかは慣例であり、デザイナーや編み図の流派によって異なります。編み図やレシピの注意書きを確認し、最初の数段を編んだら目数も確認しましょう。目数を見ると、どちらの方法を使っているか判断できます。
- 中長編み。 US式の初心者向け解説では、鎖編み2目を編んでも数えず、最初の編み目に中長編みを入れる方法がよく使われます。一方で、鎖編み2目を最初の中長編み1目として数える場合や、中長編みの段の立ち上がりを鎖編み1目だけにする場合もあります。日本の編み図では通常、2目の鎖編みを最初の中長編みとして扱います。
- 鎖編み2目で立ち上がる長編み。 鎖編み3目を数える方法では、最初の編み目の横にすき間ができることがあります。そのため、鎖編み2目だけを編み、数えない立ち上がりとして、いちばん最初の編み目に長編みを入れるデザイナーもいます。
- 細編み。 細編みでは基本的な扱いがほぼ共通しており、鎖編み1目は数えません。日本の編み図でも、立ち上がりの鎖編みと最初の細編みを合わせて、最初の1目とします。
- 鎖編みを使わない立ち上がり。 鎖編み3目の代わりに、細編みを2目重ねて編む「積み重ね長編み」を使う方法があります。これは長編みと同じくらいの高さになります。また、長いループを引き出して鎖編みを使わずに最初の三つ巻き長編みを編む方法もあります。細編みの段では、立ち上がりの鎖編みも、段を閉じる引き抜き編みも省略し、最初の目に段数マーカーを付けることもできます(段数マーカー)。ただし、編み図やレシピに書かれた目数が合う場合にだけ使いましょう。
このページの編み図記号
よくある質問
編み目ごとの立ち上がりの鎖編みは何目?
US式では、細編みは1目、中長編みは2目、長編みは3目、長々編みは4目、三つ巻き長編みは5目です。鎖編みの数は、編み目のおおよその高さに対応しています。
立ち上がりの鎖編みは1目として数える?
細編みでは数えません。長編み以上では通常1目として数えるため、最初の編み目を飛ばし、最後の編み目を立ち上がりの鎖編みの頭に入れます。中長編みは編み図やレシピによって異なります。
長編みの鎖編み3目は1目として数える?
多くの編み図やレシピでは数えます。ただし、鎖編み2目で立ち上がり、数えない方法もあります。端のすき間を防ぐためです。編み図やレシピの注意書きに従ってください。
中長編みの立ち上がりは鎖編み1目?2目?
鎖編み2目が一般的ですが、鎖編み1目を使う編み図やレシピもあります。立ち上がりを1目として数えるかどうかも異なります。指定された方法に従い、段ごとに同じ編み方を繰り返してください。
UK式のtrebleは立ち上がりを何目編む?
3目です。UK式のtrebleはUS式の長編みにあたるため、立ち上がりは鎖編み3目です。UK式のdouble trebleはUS式の長々編みなので、鎖編み4目を編みます。
日本の編み図で「立ち上がり」とは?
立ち上がり(tachiagari)とは、段の最初に編む立ち上がりの鎖編みのことです。細編みは鎖編み1目、中長編みは2目、長編みは3目、長々編みは4目が基本です。

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