初心者向けあみぐるみの作り方

あみぐるみを始めるときは、わの作り目、細編みのらせん編み、増し目、目立たない減らし目、手芸わたの詰め方、最後の段の閉じ方、パーツの縫い付け、目の付け方の順に、8つの基本を覚えます。まずは、6目、12目、18目、24目と増やし、増減なしで4段編んでから18目、12目、6目と減らすボールで練習しましょう。最後まで閉じる前に手芸わたを詰めます。
あみぐるみとは?
あみぐるみとは、かぎ針編みや棒針編みで作る小さなぬいぐるみを指す日本語です。ami(編み)とnuigurumi(ぬいぐるみ)を組み合わせた言葉で、発音は「ア・ミ・グ・ル・ミ」に近いです。多くのあみぐるみは、毛糸のラベルに表示されたサイズより小さなかぎ針を使い、細編みを目の詰まった状態でらせん状に編みます。最後に手芸わたを詰めて仕上げます。

用意するもの
- 表面がなめらかで明るい色の、ウーステッドウェイト(太さ4・Medium)またはDK(太さ3・Light)の毛糸
- 毛糸ラベルの推奨サイズより細いかぎ針。ウーステッドウェイトなら3.5~4mm、DKなら2.5~3.5mmが目安
- ポリエステル製の手芸わた
- 段数マーカー
- とじ針とはさみ
- さし目(任意。3歳未満の子ども向けのおもちゃには、毛糸で目を刺しゅうします)
順番に覚えたい8つの基本
- わの作り目あみぐるみのほとんどのパーツは、わの作り目(輪の作り目)に細編み6目を編むところから始まります。中心に穴が残らないよう、糸端を引いてしっかり閉じます。
- 細編みのらせん編み段の境目でつながず、細編みをぐるぐるとらせん状に編みます。各段の最初(または最後)の目に段数マーカーを付け、1段編むごとに移動させると、段の始まりを見失いません。
- 増し目増し目(
増)は、同じ目に細編みを2目編み入れる編み方です。1段につき6回ずつ増し目をすると平らな円になり、増し目を止めると側面が立ち上がって丸みが出ます。 - 目立たない減らし目目立たない減らし目(前側半目で2目一度)は、2目の手前側半目だけを拾って一度に編む方法です。出っ張りや隙間ができにくく、1段につき6回ずつ減らすとパーツの編み口を閉じられます。
- 手芸わたを詰める編み口が小さくなりすぎる前に、ポリエステル製の手芸わたを少量ずつ詰めます。閉じる直前に、必要な分を追加してください。詳しくはあみぐるみへのわたの詰め方をご覧ください。
- 最後の段を閉じる糸を切って引き抜き、とじ針に通します。残った各目の手前側半目に糸を通し、巾着のように引き絞って穴を閉じたら、糸端を内側に隠します。詳しくは編み終わりの糸始末をご覧ください。
- パーツを縫い付ける腕、耳、脚には縫い付け用の糸を長めに残します。パーツをまち針で固定し、巻きかがりで本体に縫い付けます。詳しくはあみぐるみパーツの縫い付け方をご覧ください。
- 目を付けるさし目は、頭に手芸わたを詰めて閉じる前に差し込み、内側から留め具をしっかりはめます。赤ちゃんや3歳未満の子ども向けのおもちゃには、さし目を使わず、毛糸で目を刺しゅうしてください。
最初の練習作品:シンプルなボール
このボールでは、1~6の基本を練習できます。細編みを段の境目でつながず、らせん状に編み進めます。かっこ内の数字は、各段を編み終えたときの目数です。
| 段 | 編み方 | 目数 |
|---|---|---|
| 1 | わの作り目に細編み6目 | 6 |
| 2 | 各目に増し目(増し目6回) | 12 |
| 3 | (細編み1目、増し目)×6 | 18 |
| 4 | (細編み2目、増し目)×6 | 24 |
| 5~8 | 各目に細編み(増減なしで4段) | 24 |
| 9 | (細編み2目、減らし目)×6 | 18 |
| 10 | (細編み1目、減らし目)×6。ボールに手芸わたをしっかり詰める | 12 |
| 11 | 減らし目×6。必要であれば手芸わたを少し追加する | 6 |
| 仕上げ | 糸を切って引き抜き、最後の6目の手前側半目に糸端を通す。引き絞って閉じ、糸端を内側に隠す | — |
さし目の付け方も練習したい場合は、8段目を編み終えた後、手芸わたを詰める前に取り付けます。中国語の編み図では、このボールは环起6X → 6V → (1X,1V)×6 → (2X,1V)×6 → 第5-8圈24X → (2X,1A)×6 → (1X,1A)×6 → 6Aと表記されます。詳しくは中国語のかぎ針編みパターンの読み方をご覧ください。
ボールの次に作りたいもの
- 卵形やシンプルな胴体。基本はボールと同じで、中央の増減なしで編む段を多くします。
- パーツが少ないあみぐるみ。丸い頭と小さな耳で作るシンプルな動物などがおすすめです。パーツの縫い付け方と目の位置も練習できます。
- 色替えのあるあみぐるみ。しま模様の胴体などに挑戦してみましょう。
- 最初の本格的な作品に取りかかる前に、あみぐるみの編み図・レシピの読み方を確認しておくと、略記や繰り返しの指示が分かりやすくなります。
初心者によくあるお悩み
- 編み地から手芸わたが見える。編み地がゆるすぎます。1サイズ細いかぎ針に替えてください。詳しくはあみぐるみの隙間や穴を防ぐ方法をご覧ください。
- ボールがでこぼこしたり、先がとがったりする。手芸わたを少量ずつ詰め、両手のひらで転がして形を整えます。増し目の位置が縦に重なることでも、頂点がとがる場合があります。
- 編み地が斜めになったり、ねじれたりする。らせん状に編むあみぐるみでは自然に起こることです。詳しくはあみぐるみが斜めになる理由をご覧ください。
- 目数が分からなくなった。各段の終わりで目数を数え、次の段へ進む前に、かっこ内の数字と合っているか確認してください。
あみぐるみという言葉の意味
| 部分 | 日本語 | 意味 |
|---|---|---|
| ami | 編み | かぎ針編みまたは棒針編み(動詞「編む」編む(amu)から) |
| -gurumi | ぬいぐるみ(nuigurumi)から | ぬいぐるみ、詰め物をした人形 |
| amigurumi | 編みぐるみ | 編み物で作るぬいぐるみ |
英語では、1体の場合も複数の場合も「amigurumi」が使われます。「an amigurumi(あみぐるみ1体)」「three amigurumi(あみぐるみ3体)」のように表します。「amigurumis」と複数形にすることもあります。中国語では、一般に钩针玩偶または毛线玩偶と呼ばれます。
amigurumiの発音
5つの音節を、ほぼ均等なリズムで「ア・ミ・グ・ル・ミ」と発音します。日本語では英語ほど特定の音節を強く発音しないため、英語のように一部分だけを強調しないのがポイントです。「ル」の音は軽く舌を弾く音で、アメリカ英語の「ladder」に含まれる「d」の音に近い発音です。
あみぐるみが一般的なかぎ針編みと違う点
- 目の詰まった細編み。 ほとんどの部分を細編みで編みます。毛糸のラベルに表示された推奨サイズより小さなかぎ針を使うため、編み地が詰まり、手芸わたが表から見えにくくなります。
- らせん状に編む。 パーツはわの作り目から始め、段の終わりで引き抜き編みをせず、続けてらせん状に編みます。段数マーカーを使って段を確認します。
- 増し目と減らし目で形を作る。 増し目で編み地を大きくし、減らし目で小さくしていきます。ダーツを縫い付けなくても、球体や円すい形、筒状の形を作れます。
- パーツごとに作る。 頭、胴体、腕、耳などは別々に編むことが多く、手芸わたを詰めてから縫い合わせます。
- 小さくてかわいい。 頭を大きくしたデザインや、シンプルな顔の作品が多いものの、大きさや題材に決まりはありません。
あみぐるみに必要なもの
| 道具・材料 | 一般的な選び方 | メモ |
|---|---|---|
| 毛糸 | コットン、コットン混、アクリル、またはプラッシュヤーン | あみぐるみにおすすめの毛糸を参照してください |
| かぎ針 | 合太または並太の毛糸なら、2.5~4mmを使うことが多い | ラベルの推奨サイズより小さめを選びます。かぎ針サイズ表も参照してください |
| 手芸わた | ポリエステル製の手芸わた | あみぐるみへのわたの詰め方を参照してください |
| 目 | さし目、または刺しゅうの目 | 3歳未満の子ども向けには刺しゅうで目を作ります。さし目も参照してください |
| 段数マーカー | 取り外しできるものなら何でも可 | 各段の最初の目、または最後の目に付けます |
| とじ針 | 先が丸く、針穴が大きいもの | パーツを縫い合わせたり、穴を閉じたりするために使います |
このページの編み図記号
よくある質問
あみぐるみを始める前に、まず覚えたい基本テクニックは?
次の8つを、この順番で練習しましょう。わの作り目、段数マーカーを使って細編みをらせん状に編む方法、増し目(細編み2目編み入れる)、目立たない減らし目(前側半目で2目一度)、手芸わたの詰め方、最後の段の閉じ方、パーツの縫い合わせ、そして目の付け方です。最初の動物モチーフを編む前に、小さなボールでこれらをすべて練習しておきましょう。
初心者にいちばん簡単なあみぐるみは?
ボールがおすすめです。わの作り目、増し目、増減なしの段、減らし目、手芸わたの詰め方、最後の閉じ方を練習でき、パーツを縫い付ける必要がありません。ボールの次は、1~2個のパーツを縫い付ける作品に挑戦してみましょう。
あみぐるみには何mmのかぎ針を使う?
編み地がしっかり詰まるよう、毛糸ラベルの推奨サイズより細いかぎ針を使います。一般的な目安は、ウーステッドウェイトなら3.5~4mm、DKなら2.5~3.5mmです。編み地から手芸わたが見える場合は、1サイズ細いかぎ針に替えてください。
あみぐるみは段ごとに引き抜き編みをする?
通常は行いません。多くのあみぐるみは、段数マーカーを使いながら、段の境目をつながず、らせん状に編みます。ただし、レシピに引き抜き編みでつなぐ指示がある場合は、その指示に従ってください。
最初からモール糸を使ってもいい?
初めは、表面がなめらかなコットン、コットン混紡、またはアクリルの毛糸がおすすめです。モール糸やシェニール糸は編み目が隠れやすく、初心者には目数を数えたり次の目を見つけたりするのが難しくなります。
赤ちゃんのおもちゃにさし目を使っても安全?
3歳未満の子ども向けのおもちゃには、さし目や硬くて小さなパーツを使わず、毛糸で目を刺しゅうしてください。
あみぐるみは英語でどんな意味ですか?
編み物で作るぬいぐるみという意味です。日本語のami(編み)とnuigurumi(ぬいぐるみ)を組み合わせた言葉です。
amigurumiはどのように発音しますか?
「ア・ミ・グ・ル・ミ」と発音します。5つの音節を比較的均等に発音し、「ル」は軽く舌を弾く音です。
あみぐるみはかぎ針編みですか、それとも棒針編みですか?
この言葉は、かぎ針編みと棒針編みの両方を指します。ただし、現在のあみぐるみの多くはかぎ針編みです。かぎ針編みは目の詰まった編み地を作りやすく、輪に編みながら形を整えやすいためです。
あみぐるみは初心者には難しいですか?
あみぐるみは主に1種類の編み目を使うため、初めての作品にも向いています。必要な技法を順番に覚えていけば作れるようになります。初心者向けあみぐるみも参照してください。
あみぐるみとクロシェぬいぐるみの違いは何ですか?
ほとんど同じ意味です。「plushie(ぬいぐるみ)」は、特にプラッシュヤーンなどで作る大きくてやわらかな作品を指すことが多い一方、「あみぐるみ」は小さく、しっかり編んだぬいぐるみを指すことが多いです。ただし、これらの言葉は同じ意味で使われることも多くあります。

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